NHKスペシャル『生み出せ!“危機の時代”のリーダー』を観ました。全部観ましたがあくまで21時まで観ての感想。
冒頭で番組が投げかけました。
「なぜ日本でリーダーが育たないのか。」
「えー??いや、リーダーはいるでしょ!」
間違いなく日本には多くのリーダーがいるはずです。ただリーダーの中のリーダーが出てきていないのは事実だと思います。なぜなら、出る杭は打たれるという認識があるから。失敗するからチャレンジしない、とかそんなレベルの話じゃない。全力でチャレンジしてますから!トップダウン型とか調和型とかもあまり関係ない気がする。日本の将来は暗い、と考える人もいれば、「私がジョブズみたいに世界を変えたい」と思っている人も日本にいますよ。
エリート教育は必要かという話がありましたが、確かに必要だと思います。ただこの話は、リーダーを育てる、という論点とは全く直結しない。なぜならエリート教育は枠にハマった教育だと思うんです。
スティーブ・ジョブズをリーダーの基準に、彼がなぜ世界の歴史に名を刻むほどのリーダーになったのかというと『既成概念』をぶっ壊して地球を陸続きにするほどの革新的なプロダクトを創ったからですよね。そういう意味で、エリート教育を徹底すればするほど、革命を起こすようなリーダーは育たないと思います。
ましてや現状の義務教育の現場を批判するなんてナンセンスなのでは?
まだまだ社会で生存している「団塊」がボトルネックになっている気もします。彼らには絶対的な実績があるから自分が正しいと思って若者に押し付けてくるんです。ここに問題あり。
とはいえナガオカの社長さん(初めて存じましたが)の意見は勉強になりましたし、またクリーニングチェーン店経営の高橋社長の意見も素晴らしいと思ったので、「団塊」という言葉一括りにはもちろんできません。(ただ身近な団塊が・・)
リーダーの素質として重要なのは柔軟性だと思います。そう遠くない将来、この構造が変わると日本にも国際社会に通用するリーダーが誕生する可能性はあるんじゃないかと思います。(私、日本の未来は明るいと思っているので。。)
まー。こういう番組をどんどんやって、若い人たちに観てもらうことがリーダー育成につながるような気がします。多いに啓発されたのでシリーズ化してほしいです。
そんで途中から社会学者の古市教授がイタリアンシェフの川越さんに見えてきてしょうがなかったです。
姜教授、声がステキすぎ。
えがちゃんは、、知らないっ。
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