年末年始はどうやら暇そうなのでツタヤでDVDを5本(で1,000円)借りてきたので今日はそのうちの1本、ウォールストリートを観ることにしました。ウォールストリートは旧作を観てかなり面白かったので、新作が出る知ったときに映画館で観ようと思ったのですが、タイミングを逃しました。
前作を観たのはずいぶん前なので内容はほとんど覚えてないのですが、本作の始まりがマイケル・ダグラス演じるゲッコーが刑務所が出てくるシーンなので、おそらく逮捕されて終わったんでしょうね。
印象深かったシーンはゲッコー氏が大学で講義をしているところで、こんなセリフがあります。
「君たちはNINJA世代だ。」
「no income.」
「no job.」
「no assets.」
うまいこと言うなーと感心しつつすごく現実味のあるセリフ。
ゲッコー氏は刑期を終えて出所するところから始まり映画のラストでは成功に終わります。どん底に落ちたとしても成功する人間は成功する、というところもまたリアルな気がします。
今年、ウォールストリートでデモが起こりましたが現実、この映画で描かれているように給与のベースが30万ドルとか投資銀行の世界ではごく当たり前にある話なんでしょうね。
個人的にはこういう拝金主義な人たちは嫌いじゃなくてすごく合理的だと思うので、あのデモに関しては無意味な気がしてなりませんでした。そんなことやってる時間があるなら働けば?って感じじゃないですか。結果的に何も生まれませんでしたしね。
この作品に邦題をつけるとしたら『弱肉強食』でしょうね。そんな感じのストーリー展開でした。この分野に関心のある人にとっては楽しめる作品です。
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